ハイダイナミックレンジ合成=HDRを知っていますか?

HDR(あるいはHDRI)という名称は「high dynamic range imaging」の略称で、写真技法としては「ハイダイナミックレンジ合成」とも呼ばれています。写真を撮るときに、明るいところと暗いところの比をダイナミックレンジといいますが、通常の撮影では自然な風景のダイナミックレンジをキチンと再現できないことが多々あります。そこで使われるのがHDRなのです。HDRでは、撮影時に明るいところ中心、暗いところ中心といった複数の写真を同時撮影することで、これらを合成した写真を作っているというわけなのです。スマホのカメラにある「HDR」という機能、なんとなく使っている人も多いのではないでしょうか。夜景などで威力を発揮するこのモードについて、どんなものなのかをやさしく解説していきましょう。常にHDRのほうが良い、わけではない。照明が非常に強い場所での撮影。HDRオンでは全体的に白っぽい皿やテーブルクロスに中間調のトーンが乗るようになっています。また、食べ物などでは普通に撮影したほうがおいしそうに見える場合もありますね。いずれにしてもHDRが万能というわけではありません。何度も繰り返し撮影を繰り返しながら自分のベストを追い求めるのがカメラの醍醐味であり、それをスマホカメラでも楽しむことができるようになったのが大きいと思います。

未分類 | 19.11.2015 0:00 | No Comments

No Comments on “ハイダイナミックレンジ合成=HDRを知っていますか?”

comments rss | trackback url

Leave a Reply