東芝は、無線LAN通信機能搭載のSDメモリカード「FlashAir」を刷新。FlashAir「SD-UWAシリーズ(W-04)」を発売しました。価格はオープンで、店頭予想価格は16GB(SD-UWA016G)が5,400円前後、32GB(SD-UWA032G)が6,800円前後、64GB(SD-UWA064G)が1万800円前後となります。無線LAN通信機能を搭載したSDメモリカード、FlashAirの新製品。CP+2017で展示され、このたび正式な発売日が決まったのです。従来のFlashAir「SD-WEシリーズ(W-03)」からの強化点は、大きく分けて2つです。1つは、記録メディアとしての高速化と大容量化です。SDHCからSDXCとなり、UHS-Iインターフェイスに対応しているのです。UHSスピードクラス3、SDスピードクラス10を実現しました。最大読み出し速度は90MB/秒、最大書き込み速度は70MB/秒です。また64GBが用意されるなど、容量もアップしています(W-03は32GBまで)。もう1つは無線LANによるデータ転送の高速化で、前シリーズの約2.9倍の高速化を果たしています。無線LAN規格はIEEE802.11b/g/n (2.4GHz SISO, HT20 / HT40)。新シリーズからはEyefi連動機能に対応しています。これまでカメラ側の自動電源停止機能によってデータ転送が中断される現象を防げるようになりました。